3月18日(水)
新幹線を郡山で降りて電車で会津若松まで向かいます。
車窓がいくつも過ぎると景色は深い雪に変わり
前方に真っ白な磐梯山が待ち受けていました。
福島でにほんごのコンサートをした時に
舞台のモチーフにした磐梯山の実物は
ずっとずっと雄大でシャープで心が震えました。
だから鶴ヶ城を目前にした時はお城が小さい!なんて、
山と比べる物じゃ有りませんが。
いよいよ暗くなり、始めてお城に映る絵を見ます。
小さいと思ったお城は大きくて何処を見て良いのか
心があわててしまいました。
暗闇の中に浮かぶ城の壁に現れた赤ベコは
伝説の様に鶴ヶ城を造り完成させます。
春になり植物が芽を出し生き物が動き出し
夏の夜空や雪の結晶が降り
雪が積もった中を赤ベコが歩き
足跡から桜が生まれ育ち満開の花が咲き
最後には赤ベコは美しい福島の大地を走り抜けて行きます。
大友さんの曲と相まり
まるで自分が赤べこの背に乗り走っている気持ちになりました。